公式トリビュート

　ここ最近姫ちゃんが作者別で新連載になったり、ぼく地球のトリビュート本が出たりと過去の作品を現代の作家が書き直しするようなものが結構出ているようだけど、これってマンガを描く技術はあるけど作品として物語を創造できる作家がいなくなってきてるんじゃないのかと勘ぐってしまう。新人マンガ大賞を取ったはいいがストーリーがいまいち、じゃぁ過去の作品の物語で描かせてみるかって感じ。
　まぁ、いままでも原作は小説でそれをメディア展開でコミックかとかあるからなんともいえないけど、雑誌を見てても1雑誌で2～3作品面白いのがあればあたりに感じてるからなぁ。
　雑誌の売れ行き、漫画家の収入の減少とかを聞くといろいろ勘ぐらずにはいられない。

　話は変わって、昔の少女マンガの「ひみつの階段」を買ってみたが、いろんな意味で懐かしい感じがする。描き方にしろ今ほどトーンを使い込んでなかったり、何かに憧れを持ってストーリーを構成していたようにも感じる。

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