XPERIA Z5 体験編(音楽)
XPERIAにはミュージックアプリが入っているので基本機種が変わっても音楽を聞く方法は変わらない。
しかし、音質改善機能はハイレゾ化に伴ってZ5では高機能化していた。
まず、普通に聞いた感じだが、イヤホンタイプではまぁ、満足する音量で鳴る(試したのはVictorのイヤホン)。しかし、オーバーヘッドタイプのヘッドホン(使用したのはSONYのMDR-7507)ではどうも出力不足気味で満足にならない感じがした。なので、ヘッドホンによってはポータブルアンプが必要になるかもしれない。
Z5での機能は圧縮フォーマットをハイレゾにするDSEE HXとヘッドホン設定の自動最適化が目新しい。
DSEE HXは確かに高音域を持ち上げている。MP3ではただ高音域を持ち上げるとハイハットなどがじゃりじゃりした音になるが、DSEE HXではそれも感じられなかった。ただこれを使うと、他のオーディオ設定が使えなくなるのが残念。あと、圧縮音源だけではなく、CDレベルの44.1KHzのWAVやFLACファイルにも作用してた(音質が変わった)。
ヘッドホン設定の自動最適化はイヤホンタイプが効き目が大きく感じられた。確かに、ヘッドホンに適したような音に変化する。インピーダンス等の測定をしているのだろうか、オンにしてからしばらくは調整が行われるようだ。調整された音は若干センターよりなったかのように感じられたり、音のエッジが若干まろやかになったかのように感じたりした。これは聴いた人によって印象が変わると思う。
ノイズキャンセリングヘッドホンがないので試せないが、設定項目もあった。
ハード的な機能は十分だと思われるので、あとはアプリ側の使いかっ手がもっと良くなってくれたらともう。
XPERIA Z5はXperiaアンバサダープログラムのモニター企画でお借りしたものです。
すでに発売されているものとは異なり、一部動作等異なる場合があるとのことです。
よって、本ブログ内で発売中の機体では発生しない事象等を記載する可能性があります。