劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール
17日24時の最速上映をTOHOシネマズ仙台で見てきた。
感想としてはいまいちと言うか、消化不良というか久々に劇場版で不満がある作品だった。
ストーリーが軽いというか。SAO経験者の記憶から記憶を集めて死んでしまった人の人格を作り出すという話はいいんだけど、幕の綴じ方がアインクラットのラスボス倒せばいいの?って感じで。
戦闘シーンでユナの「準備はいい?」ってセリフがマクロスデルタの「準備はいいんかね」ってセリフを言いそうな感じだし。
音楽も梶浦の割にTV版SAOをグレードアップしたような曲もなく、梶浦らしくもなく。歌姫がいる割にその歌も記憶に残んなかったし。
あと、日常生活のシーンが多い割にその動きが軽いというか。階段登るシーンとか体重移動とかの描画がなくて違和感あったり。そういうところが気になるってことは話にのめり込めてなかったのか。カットによってキャラの作画も結構違ったし、ライブシーンは観客のアスナたちが真っ暗すぎて何やってるかわかんなかったし。TVアニメが万策尽きてる作品が多い中、よく作ったなって思いもあった。
VRの世界での対人との戦いだったのがリアルな世界での対人の戦いとかあって、骨折したりリアルな事象として描かれていた点もSAOらしくなく思えたのかもしれない(TVでもあったけど、あくまでVRがメインだったし)。
キリトとアスナのイチャイチャシーンも少なかったし。押し倒したり、アスナの入浴シーンはあったけど。
SAOのキャラと世界観を使った別アニメかなと思ってしまうほど。何にせよ2回目も見に行かないだろうし、円盤も買わないと思う。