君の名は。
君の名は。を見てきた。
初めてPARCO2のTOHOシネマズ仙台で見てきた。
以下ネタバレ。
全く予備知識無し、CMの入れ替わるという部分だけ見てたので、入れ替わったが出会うまでの話かと思っていた。
ところが、単にそうでないところが新海誠作品というか、やはり時間という概念が織り込まれていた。
単純に二人が出会うものだと思っていたので、三葉が死んでいた、町がなくなっていたとわかったときの衝撃が大きかった。
全体を通して、新海誠らしいと思える作品だったが、不満がいくつか。不満が出ることも含めて深海作品らしいのだが。
結局、通話やメールは通じていないということを初めになぜ強調しなかったのか。ケータイ持ってるんだから、自分の番号やメアドを知ってるわけだから直ぐに連絡を取ろうとするはず。だけど、序盤は全くそんな素振りもなく、連絡できないからこそノートや体に落書きで連絡するという方法を取ることにしたのであれば、話にヤキモキしなかったと思う。先輩とデートした後にやっと電話なんてなんで今頃と思ってしまった。
あと、深海作品は悲劇と言うか、アンハッピーエンドで終わらせるタイプと思っていて(ほしのこえとか見てればね)、結局二人は一時的に出会えたかもしれないけど、現実ではやはり二度と出会えない展開と思ってたんだけど、歴史を曲げてまで最後に出会ってしまったことが納得行かないというか。
入れ替わった生活に1時間を費やしたのもちょっと長いかと思ったり。うまくまとめれば90分でテンポのいい作品になったんではなかろうか。
でも、人間誰でも出会いを求めてる、記憶にない夢のなかでの出来事には共感する人も多いと思うので大ヒットになっているのだと思う。
(自分も知らない場所、でもそこはいつも同じ場所という夢は何度も見るので)
最後に、この作品10月4日に見てればよかった…