Raspberry Pi 2 B用カーネルコンパイル
Raspberry Pi 2BにRasbianを入れて動かしているけど、DisplayLinkのチップを積んだディスプレイを動かしたくなったので色々調査してみた。
やはり、カーネルのコンパイルが必要でudlfbライブラリを作らないといけない。
Raspberry Pi 2Bのカーネルコンパイルについてはまだ情報がないようなので、Raspberry Piの方法でやってみたがうまく起動しなかったり。
結局2B用のconfig定義がないことが問題で、noobでインストールしたkernelのconfigを取り出すことで問題が解決した。
手順としては
https://github.com/raspberrypi/linuxからソースを落としてくる。
zipファイルでもいいし、
git clone https://github.com/raspberrypi/linux
でもいい。
ファイルを落とすとLinuxディレクトリができるのでディレクトリに入り、
zcat /proc/config.gz > .config
でconfigを書き出す。
あとはmake menuconfigで設定を変えてmake。マルチコアなのでmake -j4で約2時間のコンパイル。
arc/arm/boot/zImageができるので/boot/kernel7.imgにコピー。
make modules_installでライブラリのインストール。
あとはrebootして再起動すればカーネルのコンパイルは成功している。
configの違いをよく見ていないが、 General setup -> Local version – append to kernel release に -v7を設定していた。
DisplayLinkは Device Drivers -> Graphics support -> Frame buffer Devices -> Displaylink USB Framebuffer support を M に設定すればよい。