BD 劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~
劇場版マクロスFの後編のBDが発売されたので早速購入して見た。
この終わりははっきり言ってないと思う。
TV版は人が主体、特にアルトが空を飛びたいという気持ちで始まり、最後にはバジュラの母星でそれを果たすという主題がはっきりしていたので結構満足した流れだったし、歌の挿入、特にマクロスメドレーでは特に盛り上がった。バジュラのクイーンが人が生きるためにヤラれるという人主体のはなしではあったが、シリーズとしてはいい出来だったと思っている。
しかし、この劇場版は不満が多い。サブタイトルからして、シェリルに主眼が置かれているものと思っていたが、結局のところそれもあやふや、前半のイツワリノウタヒメこそ後編のサブタイトルには最適だと思った。それに、最後に敵を倒したのがブレラ一人、生死も不明。アルトにとっては勝手に告っておいてバジュラと共にフォールド。生死不明。これのどこを満足すればいいんだ。
それと、歌にも不満。TV版のように盛り上がるポイントがわかりにくい、おまけに、劇場版の劇伴の割に歌がダイレクトすぎて盛り上がれない。最近のPOPSのミックスのままのせいか。もっと歌に響きがあったらと感じることが多々。
突っ込みどころは、収容所出のライブのアルトの立ち位置がマクロスのライブでいう菅野よう子のポジションだったこと、マクロス統合軍の登場でマクロスPLUSのイサムが声だけ出てきたこと。
マクロスは劇場版 愛・おぼえていますか>マクロスF TV版>OVA マクロスPLUS>劇場版 マクロスF だな。愛・おぼえていますかを超えるものは出ないな。