ダダ漏れ レコーディング中継 2日目、3日目
2日目、3日目のUstでのレコーディング中継も見た。
2日目は弦もの、DJ録音とトラックダウン(ミックスダウン)。弦は6・4・2・2のオーソドックスな構成。でも、生だけあって迫力というか、表現力がすごかった。最近のDJはPCとの親和性がすごいんだな。音楽データはPC上にあり、実際にはアナログレコードを回すんだけど、そのレコードには信号が記録されてて音としてディスクの動きを読み取り、それをPC上で計算してディスクの回転での再生音を再現させてるとか。あと、コントローラーからはほぼMIDI(USB)でコントロールらしい。
TDはもうプロツー上だけでミックス。卓やアウトボードなどは使用していない様だった。でも、プラグインがSSLのダイナミクスだったり定番の機材のプラグインを駆使していたように見えた。
3日目はマスタリング。オレ自身マスタリングが苦手なので参考にできる点がないか見ていたが、曲同士の聞き比べ方がすごい。いろんな再生ポイントで曲を交互に細かく切り替えて聞き比べて音質や音量を調整していた。あと、L2をかけていたようだけど、せいぜい3dB程度。それでも収まんないときはEQやミックスまで戻ってコンプのかけ直などもしていたように見えた。
現場にいなくともいっしょにレコーディングを体験しているような錯覚を感じたが、これもUstとTwitterのおかげというか、企画して実際に行動してくれた向谷氏のおかげかと思うとありがたい。